用語集 — このドキュメントに出てくる言葉

MulmoTerminal は、Claude Code / Codex のような AI コーディングエージェント(AI coding agent)を ブラウザのターミナルから複数同時に動かすための道具です。このページは、ガイドに出てくる言葉を 「実際の画面のどこの話か」と一緒に並べたものです。


バイブコーディング(vibe coding)

作りたいものを言葉で伝えて、AI が書いたコードを受け取り、会話で直していく作り方。2025 年に Andrej Karpathy が名付け、2026 年には手法として定着しました(Collins の Word of the Year)。

MulmoTerminal はこのやり方をターミナルでやるための画面です。エディタに張り付くのではなく、 エージェントに頼んで、結果を見て、次を頼むというループが主役になります。1 体だけなら claude をそのまま端末で叩けば足りますが、同時に何体も回し始めると「どれが今こちらを 待っているのか」が分からなくなる——そこがこのアプリの出発点です。

→ 基本編

AI コーディングエージェント / CLI エージェント

コマンドラインで動き、コードベースを読み、ファイルを書き、テストを走らせ、PR まで出す AI。 Claude Code(Anthropic)と Codex CLI(OpenAI)が代表で、MulmoTerminal はこの 両方をセル単位で起動できます。同じタスクを両方に投げて見比べる、片方にレビューさせる、 といった使い分けができます。

→ 複数のエージェントを混在させる ・ ターミナル間のやり取り

並列エージェント / マルチエージェント(parallel agents)

複数のエージェントを同時に走らせること。1 体が考えている間に別の作業を進められる代わりに、 人間の注意が足りなくなります。MulmoTerminal のグリッドは、この注意の配分を色と音で解く画面です。

  • 入力・許可待ちは琥珀色、ターン完了は緑のリング
  • 呼ばれたセルだけ拾えばよく、全部を見張らなくてよい
  • 通知音とスマホの Web Push で、画面を見ていなくても気づける

→ 基本編 ・ スマホ通知

グリッド / セル

グリッドは複数のエージェントを並べる画面(起動時に開くのはこちら)。セルはその 1 マスで、 中身はエージェントのセッション、あるいはシェルや 1 コマンド実行です。1 ページ 9 セルまで、 あふれるとページ(タブ)が増えます。

→ 基本編

Agent Picker(エージェント選択)

空きセルのランチャフォーム上部にある Claude / Codex / Antigravity / Grok / Muse / Copilot / Cursor / Shell のトグル。その セルを何として起動するかを決めます。エージェントセッション(再開できるトランスクリプト、 コスト・コンテキスト表示、「入力待ち」状態)を開始するのはこれ。ユーザーが書いたコマンドを そのまま実行する launch command(ランチャチップ)とは別物です。

→ 基本編

コックピット・ロスター

セルを拡大したときに横に出る、全セッションの 1 行サマリー一覧。ディレクトリ・AI 要約・ 直近のプロンプト・最新の返答・状態語・PR フェーズが 1 行ずつ並びます。1 体に寄りながら、 残り全員の現在地を文字で追うための画面です。

→ 基本編 ・ 行数の調整

GUI パネル(Canvas)

拡大したセルの横に開くペイン。そのエージェントのツール呼び出しが、文字出力ではなく 図・フォーム・画像・書類・HTML・スライドとして描画されます。

3.x までは /chat の単一ビューが持っていました。4.0.0 でそのビューは廃止され、パネルは拡大した セルへ移りました。1 体がウィンドウを占有するという点で、指しているものは同じです。

ワークスペース(workspace)

サーバの既定の作業ディレクトリ(CLAUDE_CWD)。 決まり方は --cwd > 環境変数 CLAUDE_CWD > npx mulmoterminal を実行したディレクトリ の順で、サーバを直接起動したときは ~/mulmoclaude です。 起動時に Workspace: … と表示されるのがその答えです。 Collections・Wiki・Accounting が読み書きするのはここで、MulmoClaude と併用するなら両者で同じディレクトリ(既定 ~/mulmoclaude)にします。 MulmoClaude を clone したディレクトリのことではありません。

プロジェクトのディレクトリとは扱いが違い、ここで起動した Claude / Codex / Copilot のセッションは GUI ツールを全部持ちます(3.x までの単一ビューと同じ状態)。Antigravity・Grok・Muse・Cursor は対象外(ワークスペースでも、それぞれそのディレクトリに登録されたものだけ → Antigravity・Grok・Muse・Cursor はどこでも登録が要る)。Shell や起動コマンドにはそもそも GUI ツールが付きません — コマンドラインが claude であっても同じです。起動コマンドは逐語的に実行されるだけで、エージェントのセッションにはなりません。

→ どのディレクトリで起動するか

git worktree

同じリポジトリの別ブランチを、別ディレクトリとして同時にチェックアウトする git の機能。 複数のエージェントを同じリポジトリで走らせても衝突しないので、並列作業の前提になります。 MulmoTerminal はセルのランチャから worktree を作って、そこでセッションを起動できます。

→ worktree で作業を隔離する

セッション永続化(tmux)

各セッションを tmux の中で動かすことで、ブラウザをリロードしてもサーバを再起動しても そのまま再接続できる仕組み。tmux が無ければ通常の PTY で動き、その場合は再起動で失われます。

RemoteHost(スマホから使う)

タスク完了・入力待ちをスマホに Web Push で飛ばし、スマホから閲覧・返信・新規ターミナル起動 までできる連携。席を立っている間に「呼ばれた」ことに気づけます。

→ スマホ通知 ・ スマホから使う

Run セル / スクリプト

script.json に書いたコマンド(yarn dev・yarn test など)を走らせる使い捨てのセル。 失敗したら Summarize output (AI) で、エラー・原因・直し方を短くまとめさせられます。

→ 設定

プロバイダ(provider)

Claude Code が接続する Anthropic 互換のバックエンド。OpenRouter などを登録すると、 Claude 以外のモデルでセッションを動かせます。

→ OpenRouter で別のモデルを使う


次へ:設定方法


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