10.5.0 — エージェントが終わるとセルが閉じる、Antigravity が終わりを知らせる

10.5.0 時点(2026-10-15 公開)の記録です。 アプリが進むにつれて古くなります。それは想定どおりで、 最新の説明は各節のリンク先のガイドにあります。

新機能

エージェントが自分で終わるとセルが閉じる

セルの中のエージェントが自分で終わったとき(/exit を打つ、Ctrl+C を 2 回押す、落ちる)、これまでは [session ended] と出たままセルがグリッドに残っていました。エージェントが開いたセルはそうして積み上がって いました。これからは、閉じるボタンを押したときと同じようにセルが閉じます (#3051、 #3049)。

試し方:エージェントのセルを開き、起動したら /exit と打ちます。セルが消えます。

戻したくなったら、コマンドパレットで Reopen と打ちます。閉じたセルが並んでいて、エージェントのセルは 会話ごと戻ります。

次の三つは、わざと [session ended] の行を残したままにします。

  • エージェントが起動に失敗した(起動してすぐ終わった)。何が起きたかを示すのはその行だけなので残します。
  • エージェントは動いているのに、ブラウザとのつながりが切れた。 ページを読み込み直すとつながり直します。
  • worktree のセル。 閉じると worktree を残すか消すかを聞くので、黙って聞くことはしません。

グリッドを開いていない間にエージェントが立ち上げたセッションも同じです。見る前にエージェントが終わって いたら、次にグリッドを開いても新しいセルとして戻ってきません (#3056、 #3055)。

詳しくは 基本操作。

Antigravity のセルに作業中の点が付き、終わると知らせる

Antigravity(agy)のセルで、ターンの間は作業中の点が付くようになりました。ターンが終わると注意の印が 付き、終了の音が鳴り、スマホに「終わった」の通知が届きます。Claude のセルと同じで、通知の設定もそのまま 効きます(#3038、 #3034)。

設定は要りません。MulmoTerminal がプロジェクトの .agents/hooks.json に mulmoterminal という名前の フックを一つ足します。ご自身のフックはそのまま残り、.git/info/exclude で git の対象から外します。 「Antigravity が答えを待っている」を知らせる手段は、まだありません。

詳しくは 通知。

Canvas の MulmoScript が、外からの変更で描き直される

Files ペインの Canvas で MulmoScript を開いているとき、ファイルが外から書き換えられると(エディタ、git、 エージェントの編集)、Canvas が新しい中身で描き直されるようになりました。これまでは開き直すまで古い中身の ままでした(#3040、 #3014)。Canvas の中で編集したときは、余計な 描き直しは起きません。

詳しくは MulmoCast。

MulmoCast のしゃべるアバター:入れ方の案内と init での確認

MulmoCast では話し手をしゃべるアバターにできますが、必要な部品(avatarscript、onnxruntime-node)は 任意の依存で、MulmoTerminal は入れません。MulmoCast のガイドに書き方・入れ方・確かめ方の節を足し、 npx mulmoterminal@latest init は部品が見つかったかを avatar の行で示すようになりました (#3043、 #3042)。

詳しくは しゃべるアバター。

MulmoScript の新しい効果音と、ビートのプレビューの充実

MulmoCast 2.23 と MulmoScript プラグイン 5.5 になりました (#3037、 #3035)。

  • soundEffects で JingleScript 0.8 の効果音(ding、door、dice など)と grandpiano が使えます。
  • ビートのプレビューが、背景・ブランディング・スクリプト付きの html_tailwind のビートを描きます。
  • 静止画の生成に ffmpeg が要らなくなりました。ffmpeg が無いときの起動時の警告も、動画だけが使えない、 という内容に変わりました(#3036)。

詳しくは MulmoCast。

よくある疑問に短く答えるページ

検索されそうな疑問に答える短いページを 10 本足しました。Claude Code や Codex を並列で動かす方法、複数の アカウントの使い分け、tmux・cmux・Claude Squad との違い、どのセルが待っているかの見分け方などです (#3052)。

詳しくは 疑問に答える。

画面の変化

  • エージェントが終わるとセルが消えます。 これまでは [session ended] の行が出たまま残っていました。 戻すときはコマンドパレットの Reopen を使います。
  • git の clone で動かしているときの更新の知らせが、git pull origin <branch> && yarn install && yarn build を実行してから再起動するよう案内するようになりました。これまでは git pull だけで、ブラウザ側と依存が 古いまま知らせだけ消えていました(#3045、 #3044)。

見えない変化

  • エージェントが、GUI の道具を一部だけ持たせたセッションを立ち上げられます。 spawnBackgroundChat が Claude のセッションで guiGroups を受け付け、その制限はつなぎ直し・再起動・再開のあとも続きます (#3050、 #3033)。
  • 別の HOME で起動した二つ目のサーバー(スクリーンショットや試験用)は、自分専用の tmux サーバーと、 ドロップしたファイルの置き場所を使うようになりました。これまでは一つ目のサーバーの使われていない セッションを終わらせたり、tmux の設定を変えたり、セッションにドロップしたファイルのコピーを消したり することがありました(#3053、 #3054、 #3039)。
  • 依存の更新(#3032)、Chrome のキャッシュの共有による CI の高速化(#3031、 #3047)、文書とコメントの言い回しの修正 (#3041、 #3048)。
  • 何もする必要はありません。

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