10.10.0 — 1 台のスマホで複数台、表を追いかけるグラフ

10.10.0 時点(2026-10-19 公開)の記録です。 アプリが進むにつれて古くなります。それは想定どおりで、 最新の説明は各節のリンク先のガイドにあります。

新機能

1 つの Google アカウントで複数台をつなぐ

職場の Mac と自宅の Linux のように 2 台で MulmoTerminal を使っているなら、同じ Google アカウントで両方を スマホにつなげるようになりました (#3106、 #3092)。スマホのホスト一覧に **MulmoTerminal — <マシン名>** として並ぶので、使いたいものをタップします。

  • 1 台だけなら何もしなくて大丈夫です。 すでに使っていたマシンは今までのチャンネルのままで、スマホの 一覧も今までと同じです。
  • 2 台目は、更新して同じ Google アカウントでサインインし、Connect を押します。自分のチャンネルを決め、 ~/.mulmoterminal/remote-host.json に保存します。
  • このリリースの前から 2 台ともつないでいた場合、2 台は 1 つのチャンネルを取り合っていました。更新後に 先に接続したほうがそのチャンネルを使い、もう一方は自分のチャンネルに移ります。それでも片方に相手の セッションが見えるときは、そのマシンの ~/.mulmoterminal/remote-host.json を消して、もう一度 Connect を押します。
  • 使わなくなったマシンは、30 日接続がないと一覧から消えます。すぐに消したいときは、スマホでその横の ゴミ箱のアイコンをタップします(オフラインのマシンだけ)。

ホスト一覧とゴミ箱のアイコンは MulmoServer の更新で入り、すでに公開されています。

詳しく: スマホ — 複数台をつなぐ。

グラフが表を追いかける

エージェントが表のデータから描くグラフは、数字を写すのではなく、表の範囲を指すようになりました (#3099、 #3096)。表の数字を直すと、開いているグラフが 数秒で描き直されます。開いたままの表も、エージェントやほかのプログラムがファイルを変えると読み直します (#3105、表計算のプラグイン 4.2.0 と合わせて)。

詳しく: データを直して、変わるのを見る。

Files ペインから CSV を表計算で開く

セルの横の Files ペインで .csv か .tsv のファイルを右クリックし、表計算で開く(コピー) を選びます (#3111、 #3110)。エージェントに頼まずに、そのセルの Canvas に表として出ます。

  • コピーです。表を直しても CSV は変わりません。押すたびに新しいコピーができます。
  • ただの数は、計算式に使える数として入ります。それ以外(1,200 や日付)は文字のままです。
  • 5,000 行まで。それより大きいファイルは理由を出して開きません。エージェントに分析を頼んでください。

詳しく: CSV を表計算で開く。

ランチャーがフォルダを候補に出す

ランチャーの作業ディレクトリの欄で、入力を 1 秒止めるとフォルダを候補に出します。シェルの Tab と 同じ感覚です(#3102、 #3098)。↑ / ↓ で選び、Tab かクリックで 決めると次の階層が出ます。Esc で閉じます。無いフォルダはフォームで止まります。起動のボタンが押せなくなり、 欄の下に理由が出ます。

詳しく: どのディレクトリで起動するか。

データ分析のスキルができることが増えた

/mulmoterminal-data-analysis(「sales.csv を分析して」だけでも可)に、4 つ足しました。

  • 統計を計算式で書く。 相関・傾き・グループごとの平均などが計算式として表に入るので、データを直すと 計算し直されます(#3099)。
  • 表に自分の関数を持たせる。 移動平均のように表に関数が無いやり方は、エージェントが表そのものに関数を 足せます。JavaScript で書かれ、ブラウザの中で閉じ込めて動きます。ファイルやネットワークには触れません (#3112、 #3097)。
  • 大きなファイル。 おおよそ 5,000 行を超えると、エージェントは読み取り専用のコレクションを通して先に 集計し、集計した表を載せます(#3109、 #3104)。
  • 自分のスキルとして残す。 結果に満足したら、エージェントがその分析をスキルとして残すかを聞きます。 次に同じ形のファイルが来たら一言で回せます (#3108、 #3107)。

詳しく: データを最初から最後まで分析する、 表の関数を作る。

画面の変化

  • 無いフォルダでは、ランチャーの起動のボタンが押せなくなりました (#3102)。以前はセルが開いてからエラーになって いました。
  • スマホのホスト一覧に、MulmoTerminal の行がマシンごとに並ぶことがあります (#3106)。

見えない変化

  • 表計算のガイドに、分析の流れをスクリーンショット付きで書きました (#3103、 #3101)。
  • 依存を更新しました(#3100)。表計算のプラグイン、 グラフのプラグイン、@mulmoclaude/core(複数台のために 5.12.0)などです。何もする必要はありません。

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