8.2.0 — 設計図の工程が止まりにくくなり、閉じたセルを開き直せる
8.2.0(2026-10-01 公開)時点のスナップショットです。 アプリが変わるにつれて古くなりますが、 それは想定どおりです。最新の説明は、各節から張ったガイドを見てください。
新機能
設計図の工程が、止まる前に自分で直しにいく
工程の終わりの確かめが通らないと、これまでは 3 回やり直して止まり、「もう一度」を押すしかありませんでした。 押しても、同じ情報で同じやり直しをするだけでした。8.2.0 では次のように変わります。設定は要りません。
- やり直しのとき、エージェントは確かめのスクリプトそのものを読んで、何を求められているかを確かめます (#2812)。確かめのほうは書き換えません。 「アクションを機能にする」の確かめは、読み取ったテストの名前と数え方も出すようになりました。
- 3 回続けて通らないと、そこからは 直しの試み になります(#2813)。 それまでの失敗をすべて並べて見比べ、なぜ毎回通らないのかを突き止めてから直します。止まるまでの回数は 5 回になりました。
- 別のビルドが同じフォルダで作業していて待っていた工程は、そのビルドが止まると(終わるか、あなたを待つようになると) 自動で続きを始めます(#2814)。MulmoTerminal を起動し直したときも同じです。
- 質問への答えのファイルが書けなかったときも、止まらずに自動でやり直します(#2814)。
前の版で 3 回で止まったビルドも、続きから直しにいきます。 8.2.0 に上げて MulmoTerminal を起動すると、 まだ回数が残っているので、直しの試みとして再開します。
Claude Code がフォルダを信頼していないときだけは、人にしか答えられないので、これまでどおり止まります (作業用フォルダを信頼しておく)。
閉じたセルを開き直す
うっかり閉じたセルを、コマンドパレットから開き直せます(#2802)。
- コマンドパレットを開きます。
- 最近閉じたセルが「閉じたセルを開く: <名前>」として、いつ閉じたかとディレクトリつきで並んでいます。名前やディレクトリで探せます。名前>
- 選ぶと、今のターミナルの隣に開きます。エージェントは会話を再開し、シェルは同じディレクトリで新しく開きます(前の画面は戻りません)。
キーに割り当てたいときは、keymap に terminal-reopen(最後に閉じたターミナルを開き直す)を足します。 既定では何のキーにも割り当てていません。ヘッダーのボタンにもできます。 詳しくは キーボードショートカット。覚えておく一覧はこのブラウザの中にだけあります。
共有アプリのひな形が二つ増えた
共有アプリに、次の二つの型が加わりました(#2804)。欲しいものを自分の言葉で頼めば、エージェントが型を選びます。
- 定員つきの教室(class-seats)— 申し込む人には「あと何席」だけが見え、誰が申し込んだかは見えません。取り消しは受付(あなた)がします。
- 日程調整(schedule-poll)— 候補の日ごとに参加できるかを一人一つ答え、あとから自分の答えを直せます。締め切りを過ぎると答えも直しも止まります。
詳しくは 共有アプリ。
画面の変化
- 設計図の工程が回数を使い切って止まったときは、「自動で 5 回直そうとしましたが、まだ確かめが通りません。…」と、 何回試したかと「もう一度」で何が起きるかが判定の結果の上に出ます(#2814)。
- 別のビルドを待っている工程の説明は、「止まったら自動で続きを始めます」に変わりました(#2814)。
- ツールバーの右側のアイコンが、まとまりごとに並び直りました(#2801)。 コマンドパレットと設定はいつも右端にあり、出たり消えたりするボタンが他のアイコンを動かしません。 新しい版の知らせは、文字のボタンから小さな点つきのアイコンになりました。押すと、これまでどおり更新のコマンドが出ます。
見えない変化
- 文書の作業は chaffjs 0.18 で動きます(#2806)。 用語の指摘が、使うべき書き方を名指しするようになりました。
- ShapeScript のプラグインが receptron/gui-chat-plugins に移り(gui-chat-plugins#13)、取り寄せ先が
@gui-chat-plugin/shapescriptに変わりました(#2810)。 道具と画面は同じです。 - 依存するパッケージを新しくしました(#2798)。
どれも、何もしなくてよい変化です。