10.9.0 — Canvas に表計算、フォルダをギャラリーで
10.9.0 時点(2026-10-19 公開)の記録です。 アプリが進むにつれて古くなります。それは想定どおりで、 最新の説明は各節のリンク先のガイドにあります。
新機能
計算式が生きている表を Canvas に出す
エージェントが、ターミナルの横の Canvas に表計算を出せるようになりました (#3078、 #3076)。合計・平均・割合は本物の計算式なので、 セルの数字を直すと、それに関わるところがその場で計算し直されます。1 つの表に複数のシートをタブで持てて、 右上の Excel で .xlsx ファイルとして保存できます。

試すには、ふつうの言葉で頼みます。「今月の数字を表にして」「グラフにして」。
- ワークスペースでは、Claude・Codex・Copilot のセルでそのまま使えます。
- プロジェクトのディレクトリでは、ランチャーの MCP の切り替えで Canvas をオンにしてから、 そこで新しいセッションを始めます。
数字を直したら、エージェントに「表を読み直して」と頼みます。直した内容が伝わります。
詳しく: 会話しながら表計算・グラフ・データ分析。使える関数の一覧もあります。
CSV を分析する: /mulmoterminal-data-analysis
CSV や TSV を最初から最後まで分析する同梱スキルが入りました (#3093、 #3091)。
/mulmoterminal-data-analysis orders.csv
列と空の値を確かめ、要約の統計を出し、データに合った表とグラフを見せて、どこに保存したかを伝えます。 計算に使ったスクリプトは <workspace>/artifacts/analysis/ に置かれ、あなたのリポジトリには書きません。 スキルの名前を言わなくても、「orders.csv を分析して」でたいてい足ります。
表を直してから読み直しを頼むと、計算し直した表は新しい表として出ます (#3095)。そのあとは新しい表のほうを直してください。
詳しく: CSV を最初から最後まで分析する。
Files ペインでフォルダをギャラリーとして見る
Files のツリーでフォルダを右クリックし、Open as gallery を選びます (#3081、 #3079)。そのフォルダの画像・動画・音声・PDF が、 名前順(2.png が 10.png より前)にまとめて並びます。

- 動画と音声はタイルの中で再生できます。別のものを再生すると、前のものは止まります。
- タイルをクリックすると大きく表示します。← / → で前後のファイルへ、Esc で一覧に戻り、 もう一度 Esc でギャラリーを閉じます。
- 並ぶのはそのフォルダ直下のファイルだけで、サブフォルダの中は含みません。ファイルが多いときは 最初の 1 ページだけ並び、Show more で続きを出します。
- ファイルを開くと、ギャラリーは閉じます。
詳しく: 機能リファレンス。
画面の変化
- プレビューと Canvas が、次のファイルに引き継がれます (#3077、 #3075)。セルの横の Files ペインで、Markdown を プレビューで読んでから別のファイルを開くと、エディタではなくプレビューで開くようになりました。 セッションごとに覚えていて、読み込み直しても残ります。ファイルごとに別の表示を選んであれば、そちらが 優先されます。全画面の Files は変わりません。
見えない変化
- 画面専用の保存を、モデルが道具の呼び出しで行えなくしました (#3082、 #3080)。画面の HTML・ShapeScript・表計算からの 保存は今までどおりです。何もする必要はありません。
- プロジェクトのディレクトリのエージェントが、表やグラフの保存先を読めるようになりました (#3085、 #3084)。道具の返事が完全なパスを返します。 以前はプロジェクトのセルで「表を読んで合計を教えて」が失敗していました。
- 表計算のプラグインを 4.0.2 にしました (#3089)。
=LOG10(100)が#ERROR!ではなく2になります。 - ガイドに表計算とグラフのページができました (#3088、 #3086)。
- Files ペインのコードを小さく分けました (#3087、 #3083)。見た目も動きも変わりません。