9.8.0 — ヘルプ係が加わり、Ctrl+B がエージェントへ届く
9.8.0(2026-10-10 リリース)時点のスナップショットです。 アプリが変わればこのページは古くなります。それは 想定どおりで、最新の説明は各節がリンクしているガイドにあります。
新機能
MulmoTerminal のことをヘルプ係に聞く
ツールバーの歯車の隣に、ヘルプのアイコンが加わりました (#2987)。押すと、ワークスペースに新しいターミナルが開き、ヘルプ用のエージェントが すでに動いています。ふだんの言葉で聞いてください。MulmoTerminal に何ができるか、画面のこの部分はどう動くか、どう設定するか、 いま使っている版と最新版で何が新しいか、などです。
- 答えは、お使いの版に同梱されたガイド・変更履歴・ソースをもとに、どこで確かめたかを添えて返します。お使いの版にない機能を説明することは ありません。
- 読むだけで、何も書き換えません。そのため、押しても確認は出ません。設定の変更やバグの報告を頼むと、それぞれの担当へ案内します。
- Settings -> Help の、ガイドへのリンクの下にも同じボタンがあります。
- 画面に出ているプロジェクトやコレクションにかかわらず、いつもワークスペースで開きます。聞くのはアプリのことで、そのプロジェクトのことでは ないからです。
設定は要りません。
Ctrl+B がエージェントへ届く:tmux の prefix を無効に
各セルは、再起動してもセッションが残るように、専用の tmux の中で動いています。tmux は prefix キー(標準は Ctrl+B)を待ち受け、その次の キーを tmux のコマンドとして読みます。ところが Ctrl+B は、シェルでも Claude Code の入力欄でも macOS のテキスト入力でも「1文字左」です。 セルでは、1回目の Ctrl+B が無視されたように見え、次に押したキー(c、%、d)がエージェントに届かず tmux のコマンドになっていました (#2985)。
MulmoTerminal はこの prefix を使わないので、既定で無効にしました。すべてのキーがエージェントへ届きます。何もする必要はありません。
自分でセッションに接続して(tmux -L mulmoterminal attach)Ctrl+B d(デタッチ)などの tmux のキー操作を使いたい場合は、prefix を戻します。
- Settings -> Terminal keys の tmux の prefix キーで、
Ctrl+B(tmux 本来の既定)かCtrl+]を選びます。 - または
~/.mulmoterminal/config.jsonに{ "tmuxPrefix": "C-b" }と書きます。ほかの Control キー(C-a〜C-z、C-Space、C-]、C-_、C-^、C-@)も使えます。それ以外の値は「無効」に戻ります。 - 保存するとすぐ反映され、すでに動いている tmux サーバーにも効きます。再起動は要りません。
マウスのホイールによる履歴のスクロールは、どちらの設定でも使えます。詳しくは: 設定。
画面の変化
- ツールバーにヘルプのアイコンが出て、Settings にも Help のボタンが付きます。
- Settings -> Terminal keys に「tmux の prefix キー」のドロップダウンが加わります。
- ファイルペインのヘッダーが、狭いときに折り返します。閉じるボタンがペインの外に出なくなりました (#2988)。これまでは、Markdown を開いた状態で分割が狭いと、閉じるボタンを含む最後のほうの ボタンがウィンドウの外へはみ出していました。隠れるものも動くものもなく、ボタンが 2 行目に続くだけです。
- ファイルペインを開いたまま始めたセッションが、正しい横幅で始まります。これまでは、ペインの横にあったときの幅で始まり、何かが 大きさを変えるまで直りませんでした (#2989)。
見えない変化
- npm のパッケージに、ガイドの全ページが入りました。変更履歴と
docs/facts.jsonも入るので、ヘルプ係はオフラインでも動き、入っている版と 一致します (#2987)。パッケージは数メガバイト大きくなります。 - 動いている tmux サーバーが、保存した設定に従います。アプリより長く生きている tmux サーバーにも反映され、読み込む設定ファイルは 途中の状態を読まれない方法で書かれ、以前の実行が残した prefix の割り当ては外されます (#2985)。
入っているか確かめるには: ツールバーの歯車の隣にヘルプのアイコンがあり、セルで Ctrl+B を 1 回押すとカーソルが 1 文字左へ動きます。