11.1.0 — フォルダを一目で、グラフを増やし、使用量ゲージを控えめに

11.1.0 時点(2026-10-21 公開)の記録です。 アプリが進むにつれて古くなります。それは想定どおりで、 最新の説明は各節のリンク先のガイドにあります。

新機能

ファイル画面でフォルダを見る

拡大したターミナルの隣にファイル画面を開くと、ファイルを開く前の右側にファイルを選ぶよう促す案内ではなく フォルダの中身が出るようになりました(#3131)。 左のツリーでフォルダをクリックすると、そのフォルダが出ます。

  • 一覧は、フォルダを先にしてファイルの大きさとともに並べます。フォルダの行をクリックするとその中へ、 ファイルの行をクリックするとそのファイルを開きます(Cmd/Ctrl+クリックで別のタブに開きます)。
  • ギャラリーは、画像・動画・音声・PDF をタイルで並べます。
  • サブフォルダも含めるにすると、少し下の階層まで、フォルダごとに見出しを付けて出します。
  • 一つ上のフォルダへで上のフォルダに移ります。

移るたびに、左のツリーもそのフォルダまで開いて、その行を目立たせます (#3135、 #3139)。一覧かギャラリーかは、このブラウザで覚えています。

詳しくは 機能リファレンス の「ターミナルの隣でファイルを編集する」。

描けるグラフが増えた

グラフを頼むと、エージェントが描けるものが増えました (#3128、 #3140、 #3145、 #3154)。

  • 日本地図・世界地図の塗り分け(都道府県名や国名は日本語でも通ります)
  • 点のまとまり分けと、列ごとの箱ひげ図
  • 散布図に重ねる曲線とヒストグラム。どちらも表から描くので、表を直すと追いかけます
  • 値の大きさで文字の大きさを変えるワードクラウド
  • パレート図、ウォーターフォール、二つの値の軸、相関行列、カレンダー状のヒートマップ、3D

グラフのカードは SVG と CSV でも保存でき、暗いテーマに合わせて表示され、場所があれば横に並びます (狭い Canvas では一列に一つ。#3151)。 描けないグラフがあると、その理由がエージェントに返り、見せる前に直します。

データ分析のスキルもこれを使います (#3129、 #3143、 #3147、 #3150)。たとえば:

data/stores.csv を分析して。似ている店をまとめて、都道府県別の売上を地図で見せて。

詳しくは 表計算・グラフ・データ分析。

使用量ゲージを止める、測る間隔を延ばす

グリッドの上に出る Claude と Codex の使用枠は、隠れた claude を起動して小さな問い合わせを 1 回することで 測っています。おおよそ 10 分ごとで、その問い合わせも測っている当の枠を使います。これを控えめにできるように なりました(#3155)。

  1. 設定 → グリッドのヘッダー表示 を開きます。
  2. 使用量ゲージ のチェックを外すと、ゲージが消えて何も測らなくなります。
  3. または − / + で、Claude を測る間隔を 2〜60 分の間で決めます(既定は 10 分)。

すぐに効きます。~/.mulmoterminal/config.json では usageGauge と usageProbeIntervalMinutes です。

詳しくは 設定。

Windows: psmux でセルが再起動を越えて残る

Windows に psmux を入れると、MulmoTerminal はほかの OS の tmux と同じように 使います。サーバを再起動しても、セルは動き続けます (#3133)。

winget install -e --id marlocarlo.psmux

psmux は 3.4.0 以降を使ってください。それより古いと、貼り付けた後の Enter と Esc 二回が効かず、 サーバのログにその旨が出ます。psmux が無くてもこれまでどおり動きます。セルが再起動を越えて残らないだけです。

詳しくは はじめに、ステップ 3。

画面の変化

ファイル画面の JSON

.json のファイルは、プレビューで字下げと色付きの JSON として出ます。Canvas で開く選択肢は MulmoScript (一番外側に $mulmocast がある JSON)にだけ出るので、ふつうの JSON で「MulmoScript として正しくない」と 出ることはなくなりました(#3141)。

左右に並べた表示が残る

ファイル画面で編集とプレビューを左右に並べていると、ほかのセルから戻ってきても並んだままです (#3132)。

狭い Canvas のグラフ

狭い Canvas で一列に二つ詰め込まれていたグラフのカードが、一列に一つで、題名も全部見えるようになりました (#3151)。

見えない変化

シンボリックリンクのフォルダで「.」だけの会話が溜まらない

作業フォルダがシンボリックリンク(Windows ではネットワーク共有へのリンクがよくあります)だと、使用量を測るたびに 「.」とだけ答えた会話が残り、claude --resume の一覧に溜まっていました (#3156)。何もしなくて大丈夫です。もう残らず、 すでに溜まった分も MulmoTerminal の起動時に消えます。

直ったかの確かめ方: MulmoTerminal を起動してから、作業フォルダで claude --resume を開きます。 10 分より前の「reply with the single character: .」の会話が消えています。

表計算の日付

YEAR や DATEDIF などの日付の関数が、2025-01-15、2025-01、2025年1月 のような文字を日付として読み、 TEXT(A2,"yyyy-mm") で日付を 2025-01 の形にできるようになりました。小文字や日本語で書いた日付の表示形式も 正しく出ます(#3118、 #3119)。何もしなくて大丈夫です。

GitLab のホストやリポジトリの一覧を変えたとき

設定画面でセルフホストの GitLab やリポジトリを足すと、すぐに効きます。config.json を手で直したときは、 設定の Reload config file を押せば再起動は要りません。ガイドと、知らないホストのときのメッセージが そう言うようになりました(#3126、 #3127、 #3130)。

説明書き

GitHub のガイドに画面の写真と、画面の読み方が加わりました (#3125)。README から完全ガイドの動画へ リンクしました(#3138)。比較のページに Codealong が 加わりました(#3148)。MulmoTerminal を開発する人向けの メモに、tmux サーバの止め方の決まりが加わりました(#3124)。


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